私は今年度で理科専科を退職します。
というわけで、来年度に向けて、新年度に入ったらやっておいたほうがいい下準備を順番に紹介していきます。
まず本日は、4年生の「雨水のゆくえ」について。
雨の日の運動場の様子を写真で撮っておく
徐々に子供たち一人一人にタブレットが使用できるようになってきていると思います。
以前は、雨降りの日に子供たちを外に出し、どこに水たまりがあるかなどを記入させていました。
が、プリントは雨に濡れ、子供たちの靴もベタベタに…
そこで、私は前もって雨の日の運動場の様子を写真に撮っておきました。
こんな感じです。
ipadの写真でパノラマで撮りました。
その後の傾きの実験に繋げるため、特に水たまりができていた所を何枚かズームアップして撮ります。
そして、比較対象のために、晴れている日に同じところから写真を撮っておきます。
そうすると、天候に左右されずにこの単元の導入を行えるので、とても便利でした。
導入の仕方
晴れている日、雨の日の二枚の写真をまずは見せます。
その時、大体、「○○のところに水たまりがある」「○○のところは川みたいに流れている」と口々に出すので、水たまりができているところ、川みたいになっているところをペンで囲ませて、たくさん見つけた班が優勝、みたいにしていました。(わかりづらいときは、先ほどのズームアップした写真を配布して手助けしました。)
最後に、この水たまりはどうしてできているのかを問いかけて、導入を終わりにしていました。
最後に
実際にフィールドに出て実験、観察することは大切ですが、専科や時短などで時間割移動がなかなか難しいときは、タブレットを利用しましょう。
段違いに精神的な負担が少ないです。(私調べ)
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